気温32°を超えるマシンにとってもドライバーにとっても過酷な状況で行われた決勝。多数のマシンが予期せぬトラブルに見舞われる中で ドライバーの総合的能力が試されるレースとなった。JWGPならではの見ている観客も楽しめる 非常に激しいバトルが繰り広げられた。この過酷なレースの結末やいかに…




まさにアンストッパブル。MORIMAX選手が熱トラブルを抱えながらも トップでチェッカーを受け見事3連覇を飾った。そして 今回1番見応えがあったと言っても過言ではないこのクラスの2位争い。予選結果から見応えのあるレースは予想できたが これだけのメンバーが揃うとやはり予想を超える展開となった。毎周、各セクターで順位が入れ替わる目まぐるしい展開 熱さによるトラブル等の総力戦の結果、石川選手が2位となり、3位にえりっぺ選手が入った。各選手の思惑が交錯する中、レース巧者の石川選手が2位争いを制した。








 

 


前回優勝者の新藤選手がマシントラブルにより出走できず、波乱の予感が漂ったオープンNAクラス。しかし終わってみれば下井選手が評判通りの力を発揮しクラス優勝でチェッカー。続く2位にはJWGP初出場のコニタン選手。そして3位にはこちらも初出場の江守選手が入り、表彰台にはフレッシュなメンバーが並ぶ 今後さらに楽しみなクラスとなった。また、新規格NAのタナタナ選手が4位、坊ヶ内選手が5位に入り 次回のクラス新設の立役者となった。


 


  

 


毎回総合上位に何台か食い込むハイレベルなこのクラス。
予選のタイム差以上にレースになるとさらに早くなるバタマン選手が見事クラス3連覇を達成。2位には終始安定した走りを見せたマサ選手、そして3位にはアゲーラ880選手が入り どちらも初の表彰台となった。 前回3位の老眼フリーマン選手は惜しくも決勝リタイヤとなり 表彰台を逃した。







 

 

第1回優勝者のひなつば選手がトラブルにより予選を走れず最後尾スタートとなったこのクラス。
前回優勝者の如月選手が更なる強さを見せつけて優勝を果たした。2位には最後尾から追い上げたひなつば選手が入り、初代チャンピオンの意地を見せた。3位には130R選手が入り 前回出場できなかった雪辱を果たした。



 
   

 

残念ながらエントリーは1台だけだったが、このクラスが存続出来た事は大きな意味がある。林選手はもちろん優勝ではあるが、それ以上にHA36クラスの今後を担うことになるだろう。他クラスとも遜色なく走り、イメージよく走り切った林選手に感謝。


   



板倉選手が決勝に出走出来ず、境選手と神様選手の一騎打ちとなった ターボスプリントクラス。境選手が第1回3位入賞の実力を発揮し、力の差を見せつけた。 2位の神様選手もJWGP初エントリーで初の岡山国際サーキットにも関わらず 堂々とした走りで無事に完走を果たした。S660とのバトルもクリーンで素晴らしいレース展開をみせてくれた。




 



もう一度言う。このクラスは私が楽しみにしているクラス。このカテゴリーは意外と均衡が取れていてバランスがいい。それでいてマシンの特性もしっかり出ていて非常に面白いクラスである。レースについては、予選から大きくタイムアップしたあまチャン選手がつっこみ隊長選手 スポルテ660選手とのバトルを制し優勝した。2位と3位もわずかな差だったが つっこみ隊長選手が2位となり最後まで見応えのあるレースだった。


 






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